練習のしかた

ワンポイントレッスン

こんにちは♪ご訪問ありがとうございます。

藤沢市藤が岡の小島エレクトーン教室、講師の小島真弓です。

先日、小さいお子さんの練習のさせ方について記事を書きましたが、今回は、もう少し学年が上がった小学校中学年以降の子どもさんの練習について、普段レッスンをしていて思うことを書きたいと思います。

もうこのころになると、練習することが習慣になっている生徒さんが多いです。

経験値もあがり、「練習すると弾けるようになる」ことが分かって、お母さんお父さんがついていなくても一人で練習できる子が増えてきます。

でも、練習が習慣にはなっているとはいえ、習い始めて数年、目的意識も薄らぎ、緊張感がなくなるころでもあって、練習自体が流れ作業かのようになりがちです。

レッスンノートの練習のチェックには〇がついているものの、内容がともなっていない練習の仕方をしてしまっていたり、好きな曲は練習するけど、そうではない曲はまったくやってこなかったり、というのはよくあります。

せっかく時間を割いて練習しているのだから、中身のある練習をしないと時間がもったいないですね。

レッスンでは、練習方法まで指示しています。

片手ずつゆっくり練習してから両手合わせる、のようなおおまかなやり方はみんな同じですが、その先の細かいことについては、生徒さんひとりひとりに合うやり方はそれぞれ微妙に違ったりするので、どういうやり方が良いのか、その時その時で見極めてアドバイスをしています。

レッスンは、生徒さんが先生からダメだしを受ける時間(笑)ではなくて、

レッスン = 練習の仕方をオーダーメイドする時間

だと私は思います。

演奏を聴けば、この一週間、どのような練習をしてきたのかすぐわかりますので、じゃあ次はこういう練習をしてみて!と伝えます。

それを生徒さんがどう受けとめるのか、ですね。

そこが指導者の腕の見せ所というか、いかに納得してもらうかが肝心だと思います。

練習しないで上手になる方法は分からないので教えられないですが、どうすれば上手になるかはいくらでも伝えられるので、それを素直に受け止めて練習してみてはいかがでしょうか?

というお話でした。

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